引越しと同時に手続きしなければならない作業として、転入転出届けがあります。今住んでいる自治体へ転出する旨を届け出るのが転出届けであり、引越し日の14日前から受け付けているので、スケジュールを調整して届け出るようにしましましょう。
これがないと、次の引越し先へ転入することができないので要注意です。次に、引越しが済んだら転入届を管轄の役所に届け出ます。これには期限があり、過ぎてしまうと過料となる場合があるので、速やかに提出するようにしましょう。
また、同じ市区町村への転入であれば転居届で済みますのでこちらを利用するようにしましょう。また、国民健康保険に加入している場合にはそちらも手続きが必要となりますので合わせて確認しておきましょう。
さて、次に引越した当日から必要となるライフラインの確保について説明していきます。
まずは、電気の手続きについてですが、新旧合わせてどちらも手続きを行う必要があります。電力会社によっても異なりますが、引越しの1~2週間前から手続きを行うのが理想的です。
また、ガスについては開栓のため立ち合いが必要となりますので、必ず事前にガス会社と打ち合わせた上で、日程を決めるようにしましょう。さらに、水道局へも新旧ともに手続きを行う必要がありますが、開始する前までに連絡を入れておくようにしておきましょう。
最後に、郵便物に関しては郵便局で取り扱っており郵便転送サービスがありますので、できれば1週間前までに申し込むとスムーズです。
さて、これまで必要最低限の手続きについて詳細に説明してきましたが、このほかにも日常の生活で必要な諸手続きがあります。
まず、給与の振込等で使用している金融機関の住所変更が必要となりますし、保険に加入していればその変更も必要となります。また、運転免許証については管轄の警察署へ行って住所変更を行う必要がありますし、パスポートについても同様です。
子どもがいる家庭では、転校の手続きが必要となりますし、結婚のための引越しであれば婚姻届の提出についても調べる必要が出てきます。もしお勤めの場合では、会社へ住所変更の手続きを依頼するといったことも必要なるので事前に確認しておくと良いでしょう。
これらの手続きはかなり煩雑で時間を要するので、予め何をしなければならないのかチェックしておくと効率的です。