引越し料金は移動する距離で料金が変動します。オフシーズンの5月~2月における単身引越しの料金の相場の違いについて見ていきましょう。
荷物が普通の量であれば、20km以内の近距離の場合で37,805円です。これが、50km以内の近距離で43,595円、100kmの中距離で56,775円となります。さらに、200km以内の長距離となると60,642円となり、300km以内の長距離では74,112円となります。
これが、荷物の多い単身者となるとそれぞれに数千円程度割高となり、二人家族では1万円~4万円程度が上乗せされます。もっとも料金が高くなる四人家族などのファミリープランでは、さらにコスト高となります。
さて、これが引越しのハイシーズンである3月~4月となると、それぞれの料金が割高になっていきます。シーズンオフの通常の単身者の引越しの相場において、20km以内の近距離では37,805円だったのが、ハイシーズンでは49,147円となります。
100kmの中距離で56,775円が73,808円、300km以内の長距離で74,112円だったのが96,346円です。およそ1.3倍の料金体系となっています。これが、もっとも費用のかかる4人家族のファミリータイプでは、20km以内の近距離で62,075円ところを80,698円、300km以内の長距離では162,866円ところが211,726円と最大で5万円ほどの違い出てきます。
料金の違いはプランによっても異なります。通常の単身者の引越しプランでは、それほど荷物が多くない限り37,805円で済みますが、これが二人家族プランだと46,350円と約1.2倍となり、4人家族のファミリープランだと62,075円と、二人家族プランに比べて約1.3倍、単身者プランと比べると約1.6倍となります。
もちろん大家族のファミリープランで単身者並の荷物の量に減らすことは難しいのですが、家族が多くなり荷物の量が増えるとこれだけ割高になることを考えれば、特に家族が多く荷物の量が多い場合には、できるだけ平日のフリー便にする、荷物をできるだけ自力で運んで引越し業者に依頼する荷物の量を減らすといった工夫も必要です。